Inspection文化と、現地に行けない現実
オーストラリア移住が現実味を帯びてきた頃、
次に立ちはだかったのが 家探し でした。
正直に言うと、
ここが一番「詰んだかもしれない」と思ったポイントです。
オーストラリアの家探しは、Inspection前提
まず、日本と決定的に違うのがこれ。
Inspection(内見)をしないと、基本的に契約できない。
ネットで物件を見て、
「ここにしよう」
では進みません。
指定された日時に、
現地でInspectionに参加する必要があります。
でも、現地に行けない
問題はそこでした。
- 父:日本で仕事
- 母:退職直前+子供対応
- 子供:学校の区切り時期
気軽にアデレードへ行ける状況ではない。
それでも、
家は決めないといけない。
Inspection代理サービスを使うという選択
そこで見つけたのが、
Inspectionを代理でやってくれるサービス。
現地の人が代わりに内見してくれて、
写真や動画、コメントを送ってくれる仕組みです。
正直、
「本当にこれで決まるのか…?」
と半信半疑でした。
3件Inspection → すべて音沙汰なし
最初に、
3件ほど代理Inspectionをお願いして、
Application(入居申請)を提出しました。
……が、
どれも音沙汰なし。
今思えば、
Applicationの内容は決して完璧ではありませんでした。
- 契約者は母(VISAの関係)
- 収入証明は父の給与明細(しかも日本語)
- 銀行残高証明は3ヶ月前のもの
- Reference checkは身内(父)
正直、
「これで本当に通るのか?」とは思っていました。
ただ、結果的にはこの内容で
問題なく契約まで進みました。
より整った書類を出したほうが
有利なのは間違いありませんが、
少なくとも海外からの申請であっても、
多少ラフでも通るケースはある
というのは実体験として知りました。
一瞬、現地に行こうとしたけど冷静になる
あまりに決まらないので、
「12/20からアデレードに行こうか」
とも考えました。
でも冷静になると、
- 年末はInspectionほぼなし
- 不動産も休み
- 行っても動かない可能性大
という現実。
結局、
現地に行くのはやめました。
realestate.com.auで手当たり次第Apply
その代わりにやったのが、
realestate.com.au で
気になる物件に片っ端からApply。
「ワンチャン、Inspectionなしでいけないか?」
と淡い期待を抱きましたが、
すべてInspection必須。
甘くなかったです。
再びInspection代理 → ここから流れが変わる
結局、
もう一度Inspection代理サービスにお願いすることに。
すると、
なぜかここからトントン拍子。
- Inspection実施
- Application提出
- 不動産から連絡
そして、
12/23に正式にApplication受理。
最終的に、
合計6件のInspection代理をお願いしました。
現地に行くことを考えたら、
圧倒的に安かったです。
正直、
このサービスは使うべきだと思います。
Airbnbで様子見、はおすすめしない
よく聞くのが、
「最初はAirbnbで住んでから家探し」
という選択肢。
でも、
子供を学校に通わせながら家探しは、
かなりハードだと思います。
今回は、
日本にいる間に決めて行って正解でした。
アデレードの家賃感覚(体感)
アデレードの場合、
家族で普通に住めそうな物件は、
週600ドル前後 が一つの目安。
ただし、
この価格帯は競争もそれなりに激しい。
我が家も、
最終的には少し妥協して、
もう少し高い物件で契約しました。
シドニーやメルボルンなら、
もっと厳しいと思います。
BPayの支払いは、拍子抜けするくらい簡単だった
契約が決まったあとに出てきたのが、
- Bond(保証金)
- 最初の家賃2週間分
そして、
支払い方法は BPay。
正直、
ここが一番不安でした。
でも実際には、
Wiseを使ってあっさり支払い完了。
- マイナンバーカードで本人確認
- Wiseの設定
- BPayで送金
トータルでも、
30分かからないくらいでした。
完全に杞憂で、
このあたりは
日本よりむしろ楽かもしれません。
振り返って思うこと
オーストラリアの家探しは、
- Inspection文化
- 書類選考
- スピードと運
日本の感覚のまま行くと、
かなりしんどいです。
でも、
現地に行けない状況でも、
やりようはありました。
この家が決まったあとに待っていたのが、
引っ越し準備と、想定外に高かった見積もりの話です。
そのあたりは、
こちらの記事で詳しく書いています。
→ [引っ越し見積が高すぎて、国際小包に切り替えた話|めんどくさすぎた現実]
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この記事を書いた人:父