子連れでオーストラリア移住を考えたときの現実
オーストラリアへの子連れ移住について調べていると、
多くの情報が「学生VISA」を前提に進んでいます。
そして、ある程度調べた人ほど、
こんな疑問を持つと思います。
学生VISAって厳しくない?
他に選択肢はないの?
我が家も、まさにそこを考えました。
結論から言うと、
選択肢はありました。
ただし、現実的には選べませんでした。
この記事では、
なぜ学生VISAしか選べなかったのかを、
父視点で正直に整理します。
まず前提:子連れ移住は「親だけの話」ではない
独身や夫婦だけの移住と違い、
子連れ移住では、
- 子供が合法的に学校に通えること
- 親が一緒に滞在できること
- 中長期で生活が成り立つこと
この3つが最低条件になります。
これを満たせないVISAは、
最初から選択肢から外れました。
選択肢① 親の就労VISA(ワークビザ)
理論上は、これが一番理想です。
- 親が働ける
- 子供は公立校に通える
- 学費負担が大幅に下がる
ただし、現実はかなり厳しい。
- オーストラリア企業からの内定が必要
- 職種が移民職業リストに載っている必要がある
- 英語力・職歴・資格が求められる
しかも、
海外在住・子連れという条件で
このハードルを越えるのは、かなり難しい。
「可能性はゼロではない」
でも、
我が家にとっては現実的ではありませんでした。
選択肢② 永住権(PR)
「いきなり永住権は取れないの?」
と考えたこともあります。
結論としては、
スタート地点としてはほぼ無理です。
多くの場合、
就労VISA
→ 数年の就労
→ 条件を満たして永住権
という流れになります。
つまり、
移住してから目指すものであって、
最初から選べるものではありませんでした。
選択肢③ 観光VISA・短期滞在
下見や体験としては使えます。
ただし、
- 子供は原則として学校に通えない
- 長期滞在できない
- 更新前提の生活はリスクが高い
子連れで「生活」するVISAではありません。
早い段階で、
選択肢から外しました。
選択肢④ ビジネス・投資系VISA
これは調べるまでもなく、
我が家には現実的ではありませんでした。
- 数千万円〜億単位の資産要件
- 経営実績が必要
一部の人向けの制度です。
それでも残ったのが「学生VISA」だった
消去法で残ったのが、
学生VISAでした。
学生VISAには、確かにデメリットがあります。
- 学費が高い
- 1年分一括支払い
- 手続きが重い
それでも、
- 子供が学校に通える
- 親(ガーディアン)が一緒に滞在できる
- 英語力や職歴を問われない
- 制度が明確
という点で、
子連れで今すぐ動ける唯一の選択肢
でした。
学生VISAは「妥協」ではなく「現実解」
学生VISAを選んだと言うと、
「それしかなかったから」
という消極的な印象を持たれるかもしれません。
でも実際は、
できること・できないことを整理した結果、
現実的に成立する選択肢が学生VISAだった
というだけです。
夢や勢いだけで選んだわけではありません。
学生VISAを選ぶ前に、知っておいてほしいこと
学生VISAは、
決して楽な道ではありません。
- お金の余裕
- 時間の余裕
- 想定外を受け入れる覚悟
これらがないと、
途中でしんどくなります。
それでも、
「今、子供と一緒に海外で生活する」
という目的を考えたとき、
学生VISAは十分に成立する選択肢です。
実体験ベースの記事はこちら
我が家の具体的な体験は、
以下の記事で詳しく書いています。
- [子連れでオーストラリア学生VISAを取るのが、思っていたより厳しかった理由]
- [VISA申請で一番しんどかったのは「手続きそのもの」だった]
- [学校探しから見えた「海外移住の現実」]
合わせて読むと、
学生VISAという選択が、
なぜ「現実解」だったのかが、
より具体的に見えると思います。
関連記事
学生VISAという選択が、
生活としてどんな重さを持つのかについては、
こちらの記事で整理しています。
→ [子連れでオーストラリア学生VISAを選んで気づいた、生活面の現実]
オーストラリアに行く前に、
子供たちが異文化に触れる経験として、
セブで1ヶ月過ごしています。
→ [オーストラリア移住の前に、セブで1ヶ月暮らしてみた話]
学生VISA前提で生活を組み立てる中で、
家探しが一番現実的な壁でした。
→ [オーストラリアの家探し、想像以上にしんどかった話]
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この記事を書いた人:父